2026.06.20
バックスピンをトラックマンで習得
プロゴルファーのようにグリーン上で「キュキュッ」と止まるバックスピンを打つためには、トラックマンが計測する3つの主要なデータを正しく理解し、それらを最適化する練習が不可欠です。
単にクラブを上から強く打ち込むだけではスピンは増えません。トラックマンの画面を見ながら、次の数値をチェックして練習を進めてみてください。
1. 最重要データ:Spin Loft(スピンロフト)
バックスピン量を決める最大の要因が、このスピンロフトです。
スピンロフトとは、「クラブのリアルロフト(インパクト時の面を寝かせる角度)」と「アタックアングル(軌道)」の差のことです。
仕組み: 面が寝ていて(ロフトが大きく)、かつ上からダウンブローに打つほど、この「差」が大きくなり、ボールがフェース面を駆け上がる摩擦(ギア効果)でスピン量が増えます。
練習の目安: 7番アイアンであれば、スピンロフトの数値が 12度〜15度前後 になっているか確認してください。
2. スピンを増やすための2つの掛け算
スピンロフトを最適化するために、トラックマンで以下の2つの数値を同時にチェックします。
① Attack Angle(アタックアングル:入射角)
クラブがボールに対して「上から入っているか(ダウンブロー)」を示します。
目標値: ショートアイアンやウェッジであれば、マイナス3.0度〜マイナス5.0度(ダウンブロー)を目指します。
注意点: すくい打ち(プラスの数値)になると、スピンロフトが小さくなり、スピン量は激減します。
② Dynamic Loft(ダイナミックロフト:インパクト時のロフト角)
当たった瞬間の、実際のクラブの傾きです。
目標値: しっかりとハンドファーストで当てることで、クラブ本来のロフトよりも少し立った状態でインパクトします。
なぜ重要か: 「え?ロフトを立てたらスピンが減るのでは?」と思うかもしれませんが、ハンドファーストでしっかり押し込むことで、ボールがフェースに食いつき、結果として適正なスピンロフト(摩擦)が生まれます。
見落としがちな罠:ボールの種類
トラックマンでどんなに良い数値をマスターしても、練習場の「レンジボール(コース用より硬い)」ではプロのようなスピンはかかりません。数値を正確に計測・練習したい場合は、コースで使う「ウレタンカバーのスピン系ボール(Pro V1など)」を持ち込んで、トラックマンで計測された数値を確認してみることを強くおすすめします。カバーへの食いつきによる数値の違いに驚くはずです。
この記事は、江戸川区小松川のインドアゴルフ Toki Clubが運営しています。全打席に商用最上位のTrackManを完備し、無料体験を受付中です。