2026.06.22
トラックマンを理論チェックに活用
トッププロの練習風景や、近年のインドアゴルフ施設で必ずと言っていいほど目にする弾道測定器「トラックマン(TrackMan)」。単に飛距離を測るだけの機械だと思っていませんか?
実は、トラックマンを活用することには、ゴルフの上達スピードを劇的に引き上げる数多くのメリットがあります。その最大の強みは、軍事用レーダー技術(ドップラーレーダー)を応用した「圧倒的なデータの正確性」と、感覚に頼らない「スイングの見える化」です。具体的にどのようなメリットがあるのか、4つのポイントに分けて解説します。
トラックマンを活用する4大メリット
1. 「感覚」と「現実」のズレをなくせる
「今のショットはインサイドから振れた」「しっかり芯を食った」というゴルファーの主観的な感覚は、実際の身体の動きとズレていることが多々あります。
トラックマンは、ボールの動きだけでなく「インパクト瞬間のクラブの軌道やフェースの向き」をミリ単位・0.1度単位で計測します。自分の「感覚」と実際の「数値」を答え合わせしていくことで、正しいスイングの感覚を最短で身に付けることができます。
2. 「なぜその球が出たのか」の原因が1発でわかる
たとえばスライスが出たとき、それがスイング軌道のせいなのか、フェースの向きのせいなのかをトラックマンは正確に教えてくれます。特に重要となるのが以下の3つの指標です。
- Club Path(クラブパス): クラブ軌道がインサイド・アウトか、アウトサイド・インか
- Face Angle(フェースアングル): インパクト時のフェースの開き・閉じ具合
- Attack Angle(アタックアングル): クラブが上から入っているか(ダウンブロー)、下から入っているか(アッパーブロー)
ミスショットの原因が明確に数値で示されるため、無駄な練習を繰り返したり、間違った自己流の修正でスイングを崩したりするリスクがなくなります。
3. バイオ・スイング・ダイナミクス理論との相性が抜群
個人の骨格や関節の特性に合わせて最適なスイングを導き出す「バイオ・スイング・ダイナミクス」などの最先端理論を実践する際、トラックマンは最強の相棒になります。
自分の骨格タイプに合わせたスイング(例:高い位置から鋭角に下ろすタイプなど)に変えた際、「本当にアタックアングルが理想のダウンブロー(マイナス数値)に安定したか」「ミート率(Smash Factor)やスピン量は最適化されたか」を、その場ですぐに検証・確認することができます。
4. 正確な「キャリーの飛距離」を把握できる
コースマネジメントにおいて最も重要なのは、ランを含めた総飛距離(トータル)ではなく、ボールが空中を飛んだ距離である「キャリー」です。
トラックマンは、風や天候に左右されない正確なキャリーを番手ごとに測定できます。「自分の7番アイアンはキャリーで何ヤード飛ぶのか」を完全に把握できるようになるため、コースに出た際のクラブ選択に迷いが一切なくなります。
まとめ:データによる「見える化」が上達の時間を縮める
トラックマンを活用する最大のメリットは、自分のスイングの課題がすべて数字で可視化され、練習の効率が何倍にも跳ね上がることです。
「なんとなく100球打つ」練習から、「数値を目標値に近づけるための質の高い10球」へ。データに基づいた効率的なアプローチを取り入れて、最短でのスコアアップを目指しましょう。
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