COLUMN

インドアゴルフコラム

2026.06.21

トラックマンでドライバーの弾道をコントロール

トラックマンでドライバーの弾道をコントロールする3大重要指標

ドライバーの軌跡(フック、スライス、高低差)は、インパクトの瞬間の物理現象で100%決まります。トラックマンでチェックすべき最重要項目は以下の3つです。

トラックマン項目 意味 弾道への影響
① Face Angle (フェースアングル) ターゲット面に対するフェースの向き ボールの打ち出し方向の約80%を決定
② Club Path (クラブパス) ヘッドの軌道(インサイドアウト / アウトサイドイン) フェース向きとの差で曲がり幅と方向を決定
③ Attack Angle (アタックアングル) ヘッドの入射角(アッパー / ダウン) ボールの高低差とスピン量を決定

意図した球種を打ち分けるための数値設定

右打ちのゴルファーを基準とした、各弾道をコントロールするためのトラックマンの目標値です。

持ち球をコントロール:綺麗なドローボール

球を右に打ち出して、ターゲットにベースで戻す軌跡です。

  • Club Path:+2° 〜 +4°(インサイドアウト)
  • Face Angle:+1° 〜 +2°(ターゲットに対してやや開く)

【ここがポイント!】 フェースアングルは「ターゲットに対しては開いている(プラス)」が、「クラブパスに対しては閉じている(数値がパスより小さい)」状態を作ることで、右に飛び出して左に曲がる美しいドローになります。

左のミスを消す:コントロールフェード

球を左に打ち出して、ターゲットに右へ戻す軌跡です。

  • Club Path:-2° 〜 -4°(アウトサイドイン)
  • Face Angle:-1° 〜 -2°(ターゲットに対してやや閉じる)

【ここがポイント!】 軌道(パス)よりもフェースがターゲットに対して「開いた(マイナス値がゼロに近い)」状態を作ります。これにより左に飛び出してから右に軽くスライスするフェードになります。

高低のコントロール(風に強い球・キャリーを出す球)

弾道の高さをコントロールするには、Attack Angle(入射角)を意識します。

  • 高弾道(キャリー最大): Attack Angle を +3° 〜 +5°(アッパーブロー)に。スピン量が減り、ビッグキャリーが出ます。
  • 低弾道(風に強い球): Attack Angle を 0° 〜 +1°(レベル〜緩やかなアッパー)に抑え、ロフトを立ててインパクトします。

注意:打点(インパクトロケーション)も見逃さない

トラックマンでクラブパスやフェースアングルが完璧でも、意図しない曲がりが出ることがあります。その原因は「ギア効果」です。

  • ヒール側に当たる: スライス回転がかかりやすくなる(フェードが曲がりすぎる原因)
  • トウ(先)側に当たる: フック回転がかかりやすくなる(ドローがチーピンになる原因)

軌跡を完全にコントロールするためには、トラックマンの「インパクトロケーション」画面で、常にフェースのセンター(やや上部が理想)で捉えられているかをセットで確認してください。

弾道はスイングプレーンの3タイプ(ハイ/ミッド/ロー)とも深く関係します。自分の型を知ってから取り組むと近道です。

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